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「稼いでないからせめて家事をしなきゃ」という呪い

私は別に家事は好きではありません。食器洗いがめんどくさいので食洗機を買ったし、料理がめんどくさいのでホットクックを買いました。機械ができることは機械にやってもらえばいい。しかし、機械に任せても家事は0にはなりません。家事の総量は減るけれど、0にはなりません。食洗機に食器入れるのは手作業です。ホットクックで楽できるのは煮込み作業です。材料は切らなくてはいけません。0にはなりません。

私は彼氏と2人暮らしですが、大半の家事を私が担当しています。いえ、担当してしまっています。相手が食洗機で食器を洗ってくれていたら「私がやらなきゃいけなかったのに!」と罪悪感を抱いたこともあります。別に私が食器洗い担当なわけでもないのに。おかしな話です。「男は仕事。女は家事。」が刷り込まれている気がします。「昭和の価値観」とでも言いましょうか。根深い。とても根深い。いやなんだけど、根付いている。


今は落ち着きましたが、週3勤務になった直後は「家にいるんだから家をきれいにしなくちゃ!」と残りの週2と土曜日、週3日の頻度で掃除機をかけていました。自ら。家にいるものの責務かと思って。でも、同居人はそんなことは望んでいませんでした。てか、気付いてなかったと思います。自分でやること増やしてた。今は週1です。「髪の毛やっべー!」ってなったら掃除機かけてます。小さい子がいて影響があるなら考えるけど、大人2人は週1で十分。2週間に1回でも大丈夫かもしれないけど、洗面所にたまっていく髪の毛に私が耐えられるのは1週間です。「私が気になるから」掃除をするのです。

私は「家事をする」ことで「稼がなくていい」という免罪符を手に入れようとしていたのです。「家のことやってるんだから!」と言うために。しかし、同居人はそんなこと望んでいません。家事を完璧にするよりは働いて欲しい派です。家事は最低限でいい。最低限以外の家事は私が勝手に増やした家事です。ご飯もコンビニ弁当でもいいんだって。それは私が困りますけど。。。

私は私のために好きでもない料理をしているのです。自分のため。自分の身体のため。全ては副腎疲労を治すため。コンビニ弁当でいい??知らんがな!私は困るんじゃ!まぁたまーに使いますけど!

というか、「めんどくさいから」でコンビニ弁当や一品物(丼とかパスタとか)で済ませてきた結果の今があるわけです。そこを変えなければ私の身体は変わりません。私は健康になれません!それは困る!!!

「私は何のために家事をするのか」を考えることで呪いはうっすら解けてきた気がします。毎食作るのは私のため。「同居人の健康」なんて背負い込みません。「毎朝食パンはやばい」と自分で気づかなければ意味がないから。彼は小麦大丈夫かもしれんしね。知らんけど。調理後の食器洗いもめんどくさいけれど、料理に付随する家事ならば致し方なし!洗濯は……ドラム式洗濯機が欲しいな……。タオルをたたむのは好きです。

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