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黒歴史が思わぬところで役に立った話

私にとっての黒歴史とは何か。

それは同人活動をしていたことです。

同人活動の是非を問うわけではなく、単に私が「同人活動は表に出せない趣味だ」と考えていたからです。ずっと誰にも言えなかったし、言わかなかった。(親はなんとなく知ってましたが、詳細は知らなかったはず)

著作権的に限りなく黒に近いグレーな2次創作で活動していたからもあるでしょう。「楽しいけれど、本当はいけないことなんだ…」なんて後ろめたさもありました。

しかし最近、この同人活動で培ったスキルと知識が役立つことがちょくちょくあるのです。イラストを描くスキル以外で。

私は同人誌を何冊か出したことがあります。原稿作成から入稿まで全て1人でやりました。初めて印刷所にお願いしたのは高校生のときでしょうか。原稿がどう印刷されるかピンと来ていない中、印刷所のマニュアルを見つつ四苦八苦しながら入稿していました。

アナログ原稿は塗りムラがないようベタを塗らないと印刷にきれいに出ないし。

デジタル原稿はトーンのモアレに注意しないといけないし、解像度を間違って原稿を作成すると悲惨なことになるし。。

カラー原稿は黒をどう表現するか気をつけないといけないし。

など、WEBでイラストや漫画を描いているだけでは得られない印刷・DTPの知識を得ることができました。もちろん、システムエンジニアをしていてもこれらの知識は得られません。同人活動をしていたからこそ得られた知識です。

印刷・DTPの知識があることで、戸惑いもなく自分でブロガー名刺を作れたし、同人誌の表紙作成のお仕事も躊躇なく受けることができました。同人活動をしていなければ、印刷・DTPの知識について調べるところからはじめなければなりません。

同人活動は私の幅を広げてくれる趣味だったんだな、と今では思えるようになりました。良くないと思っている面だけを見て全部まとめて私の同人活動を否定する必要はなかった。

そのときそのときは自分の興味のためだけにしていたことも、こうしてお仕事に繋がることもあるのだ、と思った出来事でした。

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