会社を辞める前に「週4勤務とかないですかね」と聞いていたおかげで週3勤務を実現したぞえです。
今回は、またもや会社に文句を言うことで特例的(?)に勤務場所を変えられた話です。
本当は在宅勤務を目指していたんですが、それは実現しませんでした……。
JR山陽本線が死んだ
平成30年7月豪雨の影響により、JR山陽本線は 7/6(金)の午後からずっと運転を見合わせています。
JR山陽本線は、私の通勤路。
山陽本線の至るところで土砂崩れがあり長期間運休となりました。広島という地方なので、他の交通手段があるわけもありません。会社に出社できなくなりました。さぁどうしましょう。
JRが用意した代替輸送は山陽新幹線です。新幹線つよい。
ただ、勤務場所は新幹線の駅からかなり遠いのです。バスを乗り継いで1時間半。そこそこ田舎なのでバスは基本1時間に1本です。タイミングを逃すと更に時間がかかります。通勤に2時間以上かかるなんて個人的にはあり得ない……。
元々バスの本数が少ない田舎なので、バスが来ない。
元々新幹線の本数が少ない(こだましか停まらない)ので、新幹線が来ない。
普段は閑散としている新幹線の駅が、とても混雑している。人ごみ辛い。
山陽本線なら1時間で出勤できていた道のりが、2時間半かかる。このうちバスや新幹線を待ってるのは1時間。辛い。
週3といえど、こんな生活無理じゃー!!!
と感じた私は、会社に「どうにかしてよ」と文句を言ったわけです。「在宅勤務させてよ」と。
「在宅勤務はセキュリティがね」
私が勤めている会社は一応制度としてテレワークが用意されています。
が、限定的。担当プロジェクトによってはテレワークは利用できません。なんて不公平。
そして、私の担当プロジェクトは、テレワークが利用できない案件です。詰んだ。
一応、緊急事態だから何とかならないか、と上司が管理職に掛け合ってくれましたが、「そのプロジェクトの在宅勤務はセキュリティの問題がね」とのこと。
「この緊急事態に何言ってんだこいつ」なんて思いながら、会社としてどうするかを考えるって言うからしぶしぶ引き下がったわけです。
会社から出てきた案は2案。
- バスも開通してきたので、新幹線+バスで通う
- (家の近くの)別の事業所に通う
違う部署の事業所に通うのに若干抵抗があり、少しだけ躊躇しましたが、2でしょ!!!別の事業所、自転車20分で行けます。
通勤でどれだけ体力を消耗しないかが肝
私は体力がありません。片道2時間かけて、人ごみに揉まれながら新幹線を使いようやく会社へ着いても、HPもMPもすり減ってへろへろです。
会社へ来ることが目的ではない。ここから仕事をするのが主目的なはず。何故本質的でないことに私のなけなしの体力を使わなければいけないのか。そして、そんななけなしの体力では判断力が失われ、定時で帰ることができません。悪循環。
自転車20分通勤は本当に楽です。夏場なので多少汗をかいて体力を消耗するけれど、片道2時間で新幹線やバスを乗り継いで行くときに比べると、かなり体力を温存できています。主目的である、仕事にしっかりコミットできる。
そんな快適な環境も今日で終わりです。9/9(日)からJR山陽本線、瀬野〜白市間が復旧し、通勤できるようになります。前倒しでインフラが復旧できた状況に感動しつつ、快適に仕事できる環境が失われたことに少し寂しさを覚えるのでした。