2018年分の確定申告を提出しました。2回目でようやく確定申告で何をすればいいのか分かってきた気がします。(2017年はよく分からないままなんとなく仕訳をしてとりあえず出した)
2017年はMFクラウド確定申告で作った申告書を印刷して、確定申告会場へ持っていきました。初めてだし本当は相談コーナーを使いたかったんですが、平日なのに人だらけで相談コーナーは2〜3時間待ちで絶望してそのまま出しました。(何事もなく還付された)
その確定申告会場をうろうろしていると、偶然「来年はe-TaxがID・パスワードで使えるよ」という案内を見つけました。具体的な手順も分からぬまま「楽になるんでしょう!」というふわっとした理解でIDとパスワードを発行していたのです。「これで2018年分はe-Taxで申告できるんだ!」と思っていました。
確かにカードリーダーなくてもe-Taxで申告できましたが、思ってたんとちょっと違った。
ID・パスワード方式で使えるe-Taxは「確定申告書等作成コーナー」のみ
e-Taxには4種類あるようです。
どうでもいいところだけど、スマートフォン版を「SP版」って略すのやめてほしい。一般的じゃない用語を使うのどうかと思う。「スマホ版」でいいじゃん。
- 確定申告書等作成コーナー
- e-Taxソフト(WEB版)
- e-Taxソフト(SP版)
- e-Taxソフト(インストール版)
これら4つのe-Taxではできることが違うようです。MFクラウド確定申告で作成したデータで提出できるのはe-Taxソフト(インストール版)だけらしいし(でもWEB版でもデータ読み込みはできた)、スマホ版は対象者が限られています(個人事業主は使えない)。
そして、ID・パスワード方式で使用できるe-Taxは「確定申告書等作成コーナー」だけなのです。早く言ってよ!!!(よくよく見たら国税庁のお知らせページに書いてた)
そうとは知らない私はMFクラウド確定申告で源泉徴収票の入力や収入の内訳書を作り、「あとはデータ読み込みするだけやで!もうちょっとで終わる!!!」とそわそわしながらe-Taxソフトと格闘したのですが、ID・パスワード方式ではe-Taxソフトが使えないことを知り、敗北したのでした。電子証明書がいるんだって。マイナンバーカード方式だったらマイナンバーカードに電子証明書が保存されてるんだって。そうですか……。
結局「確定申告書等作成コーナー」で再度源泉徴収票の入力などをし、医療費控除も入力して、決算書もちまちま入力して、1時間半で確定申告は完了しました。うーん、e-TaxやMFクラウド確定申告で格闘した時間返して欲しい。。。
ID・パスワード方式は暫定対応
「確定申告書等作成コーナー」に限られるけれど、家にいながら確定申告を済ませられるID・パスワード方式。確定申告会場は激混みであんまり行きたくないので来年も使うと思います。
しかし、ID・パスワード方式は暫定対応。マイナンバーカード及びICカードリーダーが普及するまでの間、と明記されています。
マイナンバーカード作るのもめんどくさいし、ICカードリーダー買うのも勿体ない。ICカードリーダーにはAndroidスマホも使えるようなので、スマホ2台持ちもありなのかも……?なんて考えていますが、ID・パスワード方式が使える間は確定申告書等作成コーナーでがんばろうと思います。