私はごちゃごちゃにして考えるクセがあるので、分けて考えるようにしました。フリーランスになりたいのか。具体的にどういう働き方がしたいのか。何故それを試してみたいのか。それぞれの問題は別々。一緒くたにするから混乱する。
それで少し堂々巡りから脱出できたかも#純コミックスのカバー裏
— ぞえ@城好きイラストレーター&マンガ家 (@kz_sue) 2018年9月7日
私は一時期、「会社が嫌だからフリーランスにならなきゃ」と思っていました。
なんというか、「世間」のよくある意見に流されている感じ。
というか、自分の望む生き方が自分の中で具体化できておらず、なんとなく「会社員つまらないな。フリーランスは楽しいのかも?」と漠然と思っていました。
問題はそこではなかったのです。
今の会社と価値観はちょこちょこ合わないなと思うものの、組織で働くのが嫌なわけでもありません。システムエンジニアのマネジメント作業は好きじゃないけど、プログラミングは好きです。
つまり、「今の会社のこういうところと今の仕事(マネジメントメイン)が好きじゃない」のです。こう分けて考えると、会社勤めがいや、という話はどこにも出てきません。
私が望んでいた働き方は主に2つ。
- 場所に捉われずに働ける
- 時間に捉われずに働ける
この2つを実現するにはフリーランスが手っ取り早いのかもしれませんが、フリーランスじゃなくても実現はできます。リモートワークとフレックスタイム制を導入している会社であれば私の希望を満たせるかもしれません。
望んでいた働き方2つも、細分化すると次のようになります。
- 雨の日は出勤したくない
- 電車通勤したくない
- 家族に何かあったときすぐに駆けつけられるようにしたい
- 道が混みそうなときは通勤時間帯をずらしたい
細分化すると、次のようなことが分かります。
- 「場所に捉われない」は常にじゃなくてもいい
- 「時間に捉われない」は常にじゃなくてもいい
ここまで分かると、「自分が希望するときにリモートワークができて」、「自分が希望するときにフレックスで出勤/退勤時間をずらせたらOK」という条件がはっきりしてきます。
条件を満たす会社を探すのは大変かもしれませんが、必ずもフリーランスじゃなくても良いことが分かります。
ただ、細かい条件を意識していけば「やっぱりフリーランスがいいな」となるかもしれません。それはまだ自分に問いかけ中です。
大事なのは、なんとなく世間に流されるのではなく、自分の望むことが本当は何なのか考えること。そして行動すること。
つい「世間」に流されてしまうタイプ(私のこと)の方こそ、その決断は理由をごちゃ混ぜにしていないか一度考えてみても損はしないと思います。